一見、若者に優しそうなカナダの住宅政策
カナダ政府が、初めて家を買う人向けに30年ローンを組めるようにしました。
これまでは最長25年までだったので、ぱっと聞くと「若者に優しい政策」に見えるかもしれません。でも、この30年ローン、新築物件にしか適用されません!
新築って、いくらすると思ってるんだ…と正直思いました。
ちなみに、カナダの住宅価格の平均は約72万ドルです。
家を買ったらゴール?現実は全然そんなことない
40代の知り合いのカップルが、去年新築の一軒家を購入しました。
毎月のローン返済は、世帯収入の半分以上。
二人とも仕事を2つ掛け持ちしていて、どちらかが仕事を辞めたらローンは払えません。
さらに、今後は金利が上がる予定。「生活がかなりヤバい」と言っていました。
子どもを持つなら、さらに現実は厳しい
これから子どもを産もうと考えているダブルインカムのカップルなら、デイケア代が月1,000ドル前後かかる可能性も考えなければいけません。祖父母世代も働いている人が多く、親に頼るのも難しいケースが増えています。
しかも家賃がとても高くなっています。
そのせいで頭金を貯めること自体が、すでに高いハードルになっています。
中古物件にも落とし穴がある
中古のマンションやタウンハウスは、価格だけを見るとそこまで高くないこともあります。でも、毎月の管理費がかかります。
しかも、建物が古くなればなるほど管理費は上がるようです。10万ドル以下で売りに出ているアパートなのに、管理費が月1,200ドルなんて物件もありました。笑
34年間、公園で暮らすおじさんの話
今朝、スタンリーパークで34年間キャンプ生活をしているおじさんのニュースを見ました。絵を描いたり、鳥と遊んだり。カナダグースやダックを狩って食べているそうです😱(それはどうなのかと思いますが…)
この人、薬物依存などの問題があるわけではありません。
ただ「自由が好き」なだけ。
パークレンジャーとも仲が良く、周りからも好かれているそうです。
持たないからこそ、自由なのかもしれない
このおじさんは、間違いなく自由を謳歌しています。
物をたくさん持っていないからこそ、自由なのかもしれない。欲しいものを手に入れるためにたくさん働き、ローンの支払いに追われる人生が好きなら、それも一つの選択だと思います。
でも、それは、家族との時間や自分の時間を犠牲にしてまで手に入れたいものなのか?
と考えてしまいました。
たくさんお金を使って、本当に必要かどうかわからない物を集めても、死ぬときに持っていけるものは何もありません!
持ちすぎることで、逆に自由を失っている人も多い気がします。

コメント