「妊娠すれば子ども手当と政府の支援で生活できる」と遠距離彼氏と妊活しようとする友達の話がファンタジーだった

妊娠したいと言い出した友達の話を聞いていたら、ツッコミどころ満載だった

最近仲良くなったカナダ人の友達が「35歳までに妊娠したい」と言い出しました。

最初は「お〜！応援するよ〜！」なんて言ってたんですが、詳しく聞いたらツッコミどころが多すぎて頭が追いつきません。

2年に一度しか会わない遠距離彼氏と妊活スタート？

彼女には遠距離の彼氏がいるらしいのです。
10年前に出会って、付き合ったり別れたりしてきたそうです。

…が、2年に一度くらいしか会わないらしいのです。
しかも彼女は常に金欠なので会いに行けないそうです。
彼が去年の年末に来る予定だったけど、結局来なかったらしい。

その来られない理由がまた香ばしく、それ本当に付き合っているの？と聞きたくなるレベル。そんな彼と妊活を始めるらしいけど、会ってないのにどうやって1年以内に妊娠する計画なのでしょうか。

そして気になるのは彼女の生活事情

最近知ったんですが、彼女はずっと政府からの金銭的な支援で生活しています。

もし万が一妊娠したとして、彼がバックれたら？

しかも彼女の中ではこういう計画です：妊娠すれば彼氏がきっとこちらに引っ越してくる→彼（レジ係）＋自分（生活保護）で家賃2000ドルの家に住める→さらに子どもが生まれれば CCB（子ども手当）で600ドルは入るから生活は余裕。

と、すごい自信。しかもうちの収入を聞いてくる始末。（答えませんでしたが）

彼女は今、事情を知っている友達のベースメントスイートに格安で住まわせてもらっていて、しかも犬2匹と暮らしているのです。（うちはペット不可だし、医療費やペットホテルの費用を考えるとそんな余裕ないので、正直犬2匹飼えているのが羨ましい）

働けない事情があるのはわかりますが、誇らしげに不正受給まがいなことを語るのはやめてほしいと正直思ってしまいました。

妊娠＝彼氏が来る理論がすべての基盤

とにかく、彼氏を引っ越させるためには妊娠という既成事実が必要なんだと。

いやいや、彼が本気なら妊娠関係なく来るでしょう！？
そう思ったけど私は言いませんでした。

理由は簡単。

以前、年上の友人が彼女に「妊娠よりまず同棲から始めた方がいいのでは？」「逃げられたらシングルマザーだよ？」と優しく言ったらしく、彼女はそのことに激怒していました。

その話を聞いた瞬間、私は、この人には何を言っても無駄だと思ったのです。

私が心の中で思っていたこと全部言ってくれたその友達、ありがとう。笑

こういうタイプは現実でしか学ばない

言っても聞かない人は、現実のアンフェアさにぶつかって初めて学ぶものだと思います。

なんか昔、ア○ブロで「オスカー俳優と婚約してる」と思い込んでいたあの人を思い出しました。人それぞれ事情はあると思いますが、人生、ファンタジーだけでは生きていけません。