地味にストレス…キッチンの蛇口から聞こえるポタポタ音
数日前から、キッチンの蛇口から一定の間隔で聞こえる水滴の音。
こういう小さな音ほど、ジワジワとストレスが溜まります。
うちのキッチンの蛇口は、たぶん築30年のまま一度も交換されていない代物。
前にも水がポタポタしたことがあり、その時はレンチで締めたら直ったので、今回も同じだろうと夫は楽観的。私は、そろそろカートリッジかゴムパッキンがダメなんじゃ…と思っていました。
しかし問題はここから。
元栓どこ!? 修理したくても水が止められない
修理しようにも、まずは元栓を止めないといけません。
シンク下にあると思いきや、ない。
「元栓が見つからないと修理できないね」という私が言ったのに、夫は突然「とりあえずレンチで締めてみるわ」と謎の自信を発揮。
私は慌てて、「お願いだからカートリッジだけは外さないで」「絶対に外さないで」「ほんとに外さないでね(フリじゃないよ)」と3回言いました。
そしてその3回目を言い終えた瞬間!
水、大噴射。
夫が捻る方向を間違え、カートリッジが勢いよく外れ、水がドォーーーッと大噴射。
夫もキッチンもダイニングもシンク下も一瞬で水浸し。
フライパンに入っていた夕食も水浸し!
当然、夫は大パニック。
私も大パニック。
問題は水を止める元栓の場所が分からない。噴き出す水を止める方法がない。
半べその夫は、吹き出す水の中なんとか元に戻そうとしてカートリッジとハンドルをつけ直したものの、なぜか蛇口から依然として勢いよく水が流れ続け…完全に地獄絵図。笑
親戚に電話→全く役に立たない
パニック状態で親戚に電話したのですが、返ってきたのは
「前うちも蛇口直そうとしたら悪化しただけだったよ〜HAHAHA」…全然役に立たない!
即電話を切り、びしょ濡れの夫は隣のおばさんのところへ駆け込みました。
近所のおばさん、救世主になる
隣のおばさんは神対応で、大丈夫だからと夫を落ち着つかせてくれて、一緒に元栓探しを手伝ってくれました。落ち込む夫に向かって「今日は暑いから、ちょうどいい水浴びになったね〜」と笑わせてくれたのも救われた。
その間、私は水浸しの部屋をひたすら片付け!
そしてついに、パントリーの壁の中に元栓を発見!
びしょ濡れのままホームデポへ行こうとする夫を止める
水を止めた後、夫はカートリッジを持ってホームデポへ。気が動転していたのか、びしょ濡れのまま行こうとするから、私は慌てて「着替えてから行って!」と止めました。笑
店員さんに見せたところ、カートリッジにゴムパッキンがついていなかったことが判明。
新品は在庫切れだったため、店員さんが気を利かせて合うサイズのパッキンを無料でくれたそう。それでも直らなかったので後日カートリッジを新品に交換しました。

大惨事だったけど、結果オーライ?
部屋は水浸しになったけれど、元栓の場所が分かった、イライラしていた水漏れが解決し、結果的には収穫あり。カナダに住んでると、前なら怒っていたようなことも「まあいっか」と思えるようになるのが不思議ですね!
その後、夫は水の入ったコップをなぎ倒して、今度はリビングを水浸しにしました。
家ではポンコツな夫です。

コメント