アツコ・オカツカのコメディーツアー

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アメリカのコメディアン、アツコ・オカツカさんのFull Frown Tour見に行ってきました。

マッシュルームヘアが特徴的なアツコさんは日本生まれ(お母さんは台湾人)。

彼女の両親が離婚した際に、おばあちゃんが当時10歳だったアツコさんをお父さんの元から連れ去り、そのままアメリカに移住したそうです。笑い話にしてるけど誘拐ですよね。笑

 

私はあんまり日本のお笑いも海外のスタンダップも好きではないのですが、彼女だけは別です。

彼女がエドモントンに来ることがあったら絶対に観に行くと夫に言っていました。

でももしカナダでツアーするならきっとバンクーバーとかトロントに行くんだろうと期待していませんでした。

しかしなんと!北米ツアー、カナダはエドモントンとカルガリーだけだったんです。

絶対見に行くと言ってすぐ、ツアーの発表があって運命を感じて先行販売でチケットをとりました。

 

アルバータ大学にこんなおしゃれなシアターがあるなんて知りませんでした。

チケットはソールドアウト。

前座はカナダ人コメディアンのザブリナさんでした。

彼女は結構面白かったけど、彼女の父親(ジャマイカからの移民)は子供が悪いことをしたら殴ることが愛情だと思っているというジョークでみんなドン引きしていました。

子供が5人いるそうで子沢山ネタや本業のナースネタが多かったです。

 

アツコさんのジョークは他のアメリカのスタンダップコメディアンみたいに下品じゃないから好きなんです。

アメリカの女性コメディアンはよくva⚫︎inaジョークを言ったりするので苦手。

観客をいじったりもせず誰のことも悪く言わず、コミカルな動きで笑わせてくるところがとても好き。

アツコさんが日本に行った時に、日本語がわからないと思われて「大きな韓国人」と言われた話とか、旦那さんを台湾に連れて行って親戚に会わせた時に自分より旦那さんのほうが人気だった話とか、個人的に共感できる話が多くてとても面白かったです。

彼女が私と同世代なのも親近感が湧く要素のひとつかもしれません。

うまいことアメリカとアジアが混ざったユーモアで、いろんな人種に受けている理由がわかりました。

彼女が10歳まで日本で育ったということで、90年代の日本のバライティ番組の影響も受けているのだろうと思います。

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