カナダで歯のクリーニング&虫歯治療してきた感想|日本との違いも解説!
カナダに移住してから、初めて歯のクリーニングと虫歯治療を受けてきました。
2日連続で歯医者に通った体験は、驚きや気づきがたくさんありました。
この記事では、カナダの歯科事情、日本との違い、実際の治療体験、麻酔のトラブル、パートナーとのやり取りまでリアルにレポートしていきます!
【1日目】カナダでの初クリーニング体験|テンション高めな歯科衛生士さん
初日は歯のクリーニング(Hygiene)。
担当してくれたのは、まさかの超ハイテンションな歯科衛生士さん。笑
実はその方の叔母が日本人とのことで、親しみやすさもありました。
私は会話が得意なタイプではないので、明るくたくさん話してくれる人の方が気が楽。自分は聞き役に徹しながら、安心して施術を受けられました。
施術中は天井にテレビが付いていて、好きなチャンネルを見ることができます。
歯医者が苦手な私でもリラックスできた理由
私は歯医者や病院全般がとても苦手で、日本でも必要最小限しか行っていませんでした。
カナダに移住してからは初めてのクリーニング。「ここ数年行ってなかった」と伝えても怒られることも、ジャッジされることなく、むしろ褒めてくれる対応にびっくり。
「セルフケアがしっかりできていて素晴らしい!」
「歯石もほとんどないですよ〜!」
と言われ、思わずホッとしました。
実際、日々のケアとして:
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毎食後のフロス
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朝晩の歯磨き
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オレガノオイルを垂らしたうがい水
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重曹水うがい
を続けていたことが功を奏したようです。
それでも初期虫歯は2本…やっぱり検診は必要
歯石は少なかったものの、初期の虫歯が2本見つかりました。
やはり、セルフケアだけでは限界があると実感。歯石除去や虫歯チェックのためにも、定期的なクリーニングと歯科検診の重要性を改めて感じました。
【2日目】虫歯治療と麻酔トラブルで不信感
翌日は、夫のクリーニングと同じ時間に予約を入れて、虫歯治療へ。
ここでちょっとしたトラブルが…
私は過去に合わない麻酔(アレルギー反応)があり、それは使わないようにと事前の問診票にも明記していました。しかし、当日対応してくれたデンタルアシスタントがその情報を把握していない様子。
スタッフ同士が患者の目の前でヒソヒソ話すのも不安を煽ります。ドクターは「この麻酔で大丈夫」とアシスタントに言っていたものの、私が避けたいと言っていた麻酔が使用された可能性も…
注射麻酔の前に塗布された麻酔だけでも喉まで感覚がなくなり、違和感。心臓がバクバクしてしまい、治療中にとても気分が悪くなり、冷や汗、吐き気まで出てしまいました。
すぐにスタッフに伝えたところ、水と扇風機で対応してくれたおかげで落ち着きました。
この件で、少し不信感が芽生えてしまいました。
カナダの歯科治療、日本とどう違う?
いくつか日本との違いも感じたので、まとめてみます。
項目 | 日本 | カナダ |
---|---|---|
口ゆすぎの回数 | 頻繁にゆすぐ | 治療中はゆすがず口を開けっぱなし |
麻酔の配慮 | 患者への説明が丁寧 | 情報共有ミスが不安を招くことも |
歯科衛生士の対応 | 丁寧・静か | 明るくフレンドリー |
保険 | 公的医療保険あり | 低〜中所得者向けの公的歯科保険あり(または勤め先などで民間保険に加入) |

夫のクリーニングが長引いた理由
夫は普段からフロスや歯磨きをさぼりがち。その影響か、1時間の予定だったクリーニングが1時間半もかかり、私の方が先に終わってしまいました。
歯科衛生士さんからは、
「歯茎が下がっていて、このままだと将来、歯を支える骨が溶けるかも」
と警告されたそうです。
「今夜はフロスしなくていい!」夫とのちょっとした口論(ADHD夫への対応)
帰宅後、なんと夫はポテチを食べたあと、フロスせずに寝ようとする暴挙に。
「フロスしてから寝てね」と優しく言っただけなのに、
「今日はクリーニングに行ったから、今夜はしなくていい!」
「歯科衛生士も1日1回でいいって言ってた!」
と逆ギレ。
こういう自分がやりたくない時だけ、解釈を都合よくねじ曲げる癖、本当に疲れます…
夫にはADHD傾向があり、「先延ばし癖」や「習慣化の難しさ」があるのは理解していますが、こちらは普通に健康のために当然のことを言っているだけ。
それを否定されたり、口論になるのは正直しんどいです。
最終的には夫がYouTubeで歯科衛生士が「夜のフロスが重要」と言っている動画を見てようやく納得していました。素直に謝ってきたので仲直りしました。
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