日本とは全然違う!カナダのリアルなクリスマス料理

私が過去に義理家族(カナダ人)と過ごしたクリスマスは、たくさんの食べ物とプレゼントが用意されていて、日本との違いに驚くことだらけでした。
今回は、私が経験した義家族流クリスマスを中心に紹介します。
クリスマスイブ:親戚が持ち回りでターキーディナーを準備

カナダでは、クリスマスにケンタッキーのフライドチキンは食べません。
クリスマスイブや当日にターキーディナーを囲む家庭が多いです。
私の義理家族のところでは、親戚が順番にホストを務め、クリスマスイブにみんなを招いてビュッフェ形式のターキーディナーを用意していました。
各家庭が持ち寄る料理も合わせると、かなりたくさんの料理がありました。

メインディッシュのターキーには、スタッフィング、グレービーとクランベリージャムを添えるのが一般的です。
クリスマスディナーは、ディナーと言っても昼過ぎから集まり早めに食べます。
デザートはクリスマスケーキじゃない

クリスマスディナーの後は、ボードゲームをしながらスイーツタイム。
日本のようなケーキは出てきません。
並んでいたのは…
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アップルパイ
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ピーカンパイ
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手作りクッキー
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ナナイモバー
など、素朴な北米スイーツが中心で、これはカナダでは割と一般的です。
クリスマスイブ深夜:フィンガーフード祭り

私が驚いたのは、イブの夜〜深夜にかけてまた食べ始めること。
どれだけ食べるんだ!と驚きました。
これは義理家族(義両親)の習慣なので一般的かはわかりませんが、
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フィンガーフード(チーズ・クラッカー・野菜スティックなど)
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ポテトチップス
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おつまみ系スナック
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カラフルなジェロのレイヤーケーキ
がテーブルいっぱいに並び、みんなずーっとつまんでいました。
ニューイヤーズ・イブも永遠に食べ続け、こんな感じだそうです。
クリスマス当日の朝:激重すぎる朝食

翌朝は、家族みんなでクリスマスプレゼントを開けたあとに、超ボリューミーな朝食タイム。超ハイカロリー!
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分厚いフレンチトースト
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もりもりのホイップクリーム
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ベリーのソース
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ベーコンやソーセージ
など、朝からヘビー級の内容でした。しかも飲み物はコーラとオレンジジュース。

家族6人でしたが、食パンを一袋(20枚ほど入っている)使っていました。
一体一人何枚食べるんでしょうか。
日本の朝ごはんとは全く違うので、私の胃袋にとってはなかなかハードな朝食でした。

そしてランチや夕食には、フィンガーフードを食べたり、ターキーディナーの残りをサンドイッチやスープにしていただきます。しばらくターキーが続く家庭も多いようです。
カナダのクリスマスは家族中心
一般的にカナダでは…
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家族で過ごす
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ターキーディナーを食べる
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24〜25日のどこかでプレゼント開封の儀
という部分は共通していますが、食べ方・時間帯・習慣は本当に家庭ごとに違います。
私が経験したように…
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深夜にまた食べる
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翌日超ヘビーな朝食が出る
というのは必ずしも一般的ではなく、義理家族のオリジナルスタイルかもしれません。
カナダ人のクリスマスにかける情熱
カナダのクリスマスは、日本とは比べものにならないくらい熱量が高く、家族や友人のためにたくさんのプレゼントを用意し、ターキーディナーをはじめとする豪華な食事にお金をかけるのが特徴です。
一方、日本のクリスマスは、恋人同士や友人同士で集まったり、ケーキやチキンを楽しむ軽やかな祝い方が中心です。
どちらのスタイルにも共通するのは、クリスマスが大切な人と過ごす時間であること。
文化や習慣は違えど、笑顔と楽しさをシェアすることこそがホリデーシーズンの醍醐味と言えるでしょう。

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