カナダで初めての献血体験レポ!流れ・条件・日本との違いも紹介

カナダ人の夫は日本で献血をしたことがありますが、私は今回が人生初の献血でした。
正直、行く前からすごく緊張…😅
予約は電話かオンラインから可能で、今回は夫が電話で予約してくれました。
そのときに言われたのが「献血前にはポテトチップスなどの塩分のあるスナックを食べて、水分をしっかりとって来てください」とのこと。さすがカナダ、ポテトチップスが登場するあたりがユニークですよね!
私たちは念のため、710mlのゲータレードを飲んでから行きました。
献血の流れ:受付から採血まで
献血ルームに着いたら、まず受付で予約確認とIDの提示。
次にタブレットで体調や服薬状況などの質問に回答します。
知らない薬の名前がたくさん出てきてちょっと戸惑いました。
その後、名前を呼ばれて個室へ移動。体温測定・指先からの少量採血でヘモグロビン値のチェック、腕に薬物使用の痕がないかなど細かく確認されます。
ちなみにこの時、指先からの採血で指に小さなあざができました💧
人種についても聞かれましたが、「答えたくなければ答えなくてOK」とのことでした。
献血の条件:年齢・体重・日本との違い
カナダでは17歳から献血が可能。
体重が50kg(110lbs)以上という条件は日本と同じです。
17〜23歳の若年層は、条件を満たせば体重が軽くても献血できる場合もあります。
興味深いのは、カナダには献血の年齢上限がないという点。
日本では69歳までと決まっていますが、カナダでは健康であれば何歳でも献血できます。
献血スタート!針の太さにびっくり
問題がなければベッドに移動し、テクニシャンから説明を受けて献血開始。
採血は約15分で終了します。男性の方が早く終わる人が多いそうです。
採取する量は約480ml。日本の400mlよりも多いんですね!
そして何より驚いたのが、針が太くて長いこと…
テクニシャンの方々はとても手際が良く、何度も「献血に来てくれてありがとう!」と声をかけてくれました。何度も言われると、途中から何と返せばいいのか分からないくらい😅
献血後はスナックタイム!豪快なサイズ感にびっくり

献血が終わると待合室で休憩しながら、塩分と水分の補給。
ジュースやコーヒー、ココアのほか、スナックやクッキーも自由にいただけます。
想像していたよりもサイズが大きくてびっくり!専門店レベルの大きなクッキーに、大袋のポテトチップス。しかも堂々とたくさん食べる人や持ち帰る人もいて、それにも驚きました。
献血会場のトイレ事情と無料の生理用品

トイレには無料の生理用品が置かれており、男性用トイレにも同様に設置されているそうです。日本では「ナプキンを無料で置くべきか」議論が続いていますが、
カナダでは、公共の施設以外で無料提供を見かけることはあまりありません。
たまに、25セントでタンポンが買える自販機がある程度です。
献血カード&アプリも便利!
約3週間後、自宅にドナーカード(血液型入り)が届きます。
スマホアプリではカード表示や予約、質問票の回答も可能でとても便利。
男性は56日ごとに献血可能。
女性は84日空ける必要があります。
針がちょっと怖いので、私は暖かくなったらまた行こうと思っています。
帰りはHマートでランチ!

帰りに近くのHマートでビビンバと味噌ラーメンを食べて帰宅。
どちらもとってもお手頃価格で美味しかったです!

ビビンバについてきたごま油の容器に値札がついたままで、
「あぁ、こういうところがアジアだなぁ」とちょっとほっこりしました😊
まとめ:初めてのカナダ献血はドキドキだったけど楽しかった
針は怖かったけど、テクニシャンの方々も優しくて全体的に安心できる雰囲気でした。
カナダでは献血が身近で、スナック付きなのもなんだか楽しい体験でした。
次はもう少しリラックスして挑めそうです。

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