不安症で避けてきた歯医者に、ついに行けた
長年、不安症がひどくてずっと避けてきた歯医者さん。日本で治療中に過呼吸を起こしてしまったことがあり、それ以来どうしても怖くて行けませんでした。
でも先日、体調も気分も悪くなかったので、「今ならいけるかも。いや、今しかない!」と思い切って予約を取りました。
まさかの翌日予約が取れた
夫(カナダ人)が初診のときは予約が1ヶ月先しか空いていなかったので、また同じように待たされるのかと思っていたのですが…なんと翌日に予約が取れました!
これなら不安になる前に行ける、ラッキー。
質問票は事前にメールで送られてきて、自宅で入力&電子サイン。
当日は念のため夫に付き添ってもらいました。
気になっていた歯の痛みは…
日本でセレック治療した歯が少し痛くて不安だったのですが、診てもらった結果、ただの知覚過敏でした。
おすすめされたのは定番の「センソダイン(=日本のシュミテクト)」。笑
ただ、他の歯2本が軽い虫歯になっていたのと、日本で根管治療した歯にクラウンが被せられていなかったので、「割れる可能性があるためクラウンをした方がいい」と言われました。
今回の診察内容と費用
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歯科検診(Complete Oral Exam)
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診断(Diagnostics)
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パノラマレントゲン(Panoramic X-Ray)
合計で352ドル。
夫の職場の保険が家族にも適用されるので、自己負担は70ドルで済みました。
カナダの歯科保険の仕組み
民間保険の内容は会社によって違いますが、我が家の場合は、定期検診や基本的な治療は80%カバーされます。
ちなみに、カナダには政府のデンタルケアプラン(CDCP)という制度があり、シニア・子ども・障害年金を受けている人、または世帯年収が9万ドル以下で会社の保険にデンタルカバーがない人が対象で受けることができます。
受付で「Estimate(見積もり)がほしい」と言えば、保険会社を通して金額を出してもらえるので、事前に貰っておくと安心です。うちの保険会社の場合は、見積もりをアプリでサッと確認できました。

クリーニングと虫歯治療の見積もり
次回のクリーニングと虫歯治療の予約もしたので、見積もりをもらいました。
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クリーニング:310ドル
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軽度の虫歯治療:340ドル
保険で80%カバーされても、自己負担は約130ドル。
そして一番高いのがクラウンで、見積もりは保険適応後の料金が1本850ドルということでした。毎年少しずつ値上がりしているそうです。
でも、日本でセレックのインレーやセラミックのクラウンが1本5万円だったことを考えると、カナダでこの価格は妥当なのかもしれません。
カナダ人夫の歯の謎
ちなみにうちの夫はフロス大嫌い、歯磨きも適当、定期検診も行かないタイプ。
なのに35年間で虫歯が1本だけ。うらやましいにもほどがあります。
まとめ
ずっと怖くて避けてきた歯医者に、ようやく行けた自分をちょっと褒めたいです。
カナダの歯科は高いけれど、保険があればかなり助かりますね。次はクラウン治療…また緊張しそうですが、少しずつ慣れていけたらと思います。

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