長年悩まされた「上階のタバコ臭」問題をDIYで解決!賃貸でできるニオイ対策

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上階のタバコ臭が家に侵入!賃貸アパートで実践したDIY防臭対策

我が家が借りているアパートメントは、上階の住人がバスルームでタバコを吸うたびに、煙とにおいが室内に侵入してきていました。しかも、ヤニがバスルームの壁に付着し茶色くなっていた悲惨な状態。(欠陥住宅?)

最初はベッドルームのコンセントからタバコ臭が流れてきて驚きました。

管理組合の会長に事情を説明したところ、他の住人からもたくさん苦情が寄せられているようでした。それで換気扇のあるバスルームに喫煙場所を移したのか、うちのバスルームに匂いが入ってくるようになってしまったようでした。

換気扇を回すと余計匂いが入ってくるため使うのをやめ、空気清浄機を24時間回し続けたり、管理会社に注意してもらったり、思いつく限りの対策をしても状況はまったく改善しませんでした。

換気扇と壁まわりのチェックと封鎖

最初に注目したのは換気扇まわりです。素人が設置したのか、換気扇のパネルを外すと天井の間にかなり大きな隙間が空いていて、そこから風が吹き込んできていました。

しかも驚くことに、このアパートの換気扇はダクトにつながっていないのか、上階の人が換気扇を回すとうちに流れ込んでくるようになっているようでした。

換気扇の隙間をふさいでも、まだタバコ臭は消えなかったため、他に何か隙間はないか徹底的に探すことに。ニオイの元を辿って調べると、シャワーヘッドのリング、蛇口のハンドルまわりに隙間があり、洗面台周りなどからもビュービューと風(=におい)が流れ込んでいることが判明。

蛇口やシャワーヘッドのリングを正しく取り付け直し、隙間という隙間にしっかりとコーキングを施しました。

気が付きにくい雑な施工

高いところにあったためなかなか気づかなかったのですが、もう一つの雑な施工が発覚。

洗面台の壁に固定されていたはずのバニティライトが、きちんと取り付けられておらず半分外れたような状態で、壁との間に広い隙間が。そこから空気が流れ込み、臭いが直接室内に放出されていたのです。

バニティライトの配線はほこりだらけで安全上も危険を感じたので、埃を取り去り、ナットを買ってきてしっかり取り付け直し隙間を完全にふさぎました。クローゼットの雑な仕事でもそうですが、どうしてこういう仕上がりになるのだろうと不思議でしょうがないです。

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ドライウォールパテで隙間を完全封鎖

が、それでもタバコ臭がわずかに残る…

最後の敵は、バスルームの棚の横に隠れていた、幅1センチほどの見えない隙間でした。この部分は見えないため今までまったく気がつかなかったのですが、ミラーを外し、ペンキを塗っていたときに、風がすごい勢いで流れ込んでいることに気づいたのです。

その隙間に、ドライウォールパテを使いしっかり封鎖したところ、ついにタバコ臭が完全にシャットアウトされました。数年越しにようやく問題が解決し思わず涙が出ました…

賃貸でもできた近隣からのタバコ臭対策まとめ

カナダの賃貸住宅(アパートメント)の上階からのタバコ臭に悩まされていた私が、実際にやってみてわかった、まず最初にチェックすべきポイントは以下の3つです。

  1. 換気扇まわりの隙間・換気扇の機能性

  2. 壁と設備(ライトや蛇口)の固定状態

  3. 壁の裏や棚の裏側にある見えない穴・隙間

特に築年数が古い物件や、素人のDIYで雑にリフォームされている物件では、目に見えない部分に隙間ができている可能性があります。

隣人のタバコ臭や強い料理のにおいなどに悩んでいる方は、まず「どこから風が入ってくるか」を調べることをおすすめします。

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