ランチタイムに夫から緊急電話
ランチの時間、夫から急に電話がありました。
開口一番、「毒父が会社に来た」と。
声が少しテンパっていたので心配になってしまいました。
最後に義父と直接関わったのって…3年ぶり?2年ぶり?
受付の女性から「◯◯さんという方が…」
その日、会社の受付の方から夫に電話が入り、「◯◯という方があなたを訪ねています」と。義父は「⚫︎⚫︎の父です」ではなく、自分の名前だけを名乗ったらしいのです。
受付の女性は、夫が親と絶縁しているのを知ってはいたものの、義父の顔までは知らないので、名前だけ聞けば、普通にお客さんだと思いますよね。
とにかく、中に通す前に連絡をくれたおかげで会うことは回避。
夫はすかさず「その人は僕の父です。僕はいないと伝えてください」と対応したそうです。
次からは「ここにはもう働いていない」と言ってもらうことに決定。
義父は思い立ったら即行動タイプ…
義父が来た理由はおそらく単純で、思い立って突然やって来たのでしょう。
こちらは迷惑以外の何ものでもないけど。
夫からその話を聞いた瞬間、血圧が一気にブワッと上がるのを感じました。
でも不思議と、昔みたいにトラウマがフラッシュバックして泣きそうになる…みたいなことはなくて。距離を置き続けて数年、私の中で過去のトラウマはだいぶ小さくなってきたようです。
やっぱり毒親と会わないことは最強の治療法だと思います。
夫がおばに連絡。義両親を好きじゃない親族が頼りになった
夫はすぐに、おばに連絡。
おじとおばには詳細は話していないけれど、私たちの状況をざっくり理解してくれていて、困った時は連絡するよう言ってくれていたのです。
するとおじが、義父に直接ひとこと言ってくれることに。
ちなみに、おじおばも義両親のことが苦手なので、コロナ以来まったく会っていないらしいです。
あなたの息子は関係の再構築に一切興味がない
おじは義父に「あなたの息子はあなたと関わることにも、親子関係を再建することにも一切興味がない」と言ってくれたそうです。それに対する義父の返答は、驚きのこれ。
「最後に会ってから7年経ったので、そろそろ親子関係を再建できると思って(連絡手段がないから)職場に行った。でもそういうことなら、今後は一切迷惑はかけない。」
7年?また自分を守るために嘘ついているのでしょう。
義両親は、私たちが着信拒否にしてから何度も家に来たり、夫の職場に勝手に来ています。連絡手段がなくなり、こちらがなぜ会いたくないのか説明しても理解せず、強行突破で来てただけ。
義母の職場凸エピソード「週に数回息子とランチを一緒に食べたい事件」
そして忘れもしない義母のエピソード。
2年ほど前、夫の職場に突然現れて、「これからは週に数回、息子とランチを一緒に食べたいと思って」と、自分の手作りランチを持って来たことがあります。
なんとしてでも息子を繋ぎ止めておきたい。そして、息子の気持ちは一切考えない。
毒親の職場凸は、距離を置くことでようやく冷静に扱えるようになる
今回の件で改めて思ったのは、物理的な距離は心を守るための最強の盾。
昔の私たちだったら数日情緒不安定になっていましたが、今は冷静に状況を見られるようになっていました。
絶縁しても、毒親はそう思っていない、こちらがそう言っても理解しないので、突然自宅や職場にやってくるかもしれません。でも、会わないようにする対策はあります。
そして何より、自分たち自身が強くなっていることに気づけた日でもありました。

コメント