カナダ移住8年目の本音

スポンサーリンク

日本人が驚いたカナダ生活のリアル

カナダに移住して8年。

振り返ってみると、来たばかりの頃は毎日のようにカルチャーショックを受けていました。

「なんでこんなに仕事が遅いの?」

「どうして連絡すると言ったのに連絡が来ないの?」

「なんでこんな簡単なことができないの?」

日本では当たり前だったことが、カナダでは当たり前ではありません!

最初の頃は、本当にイライラすることも多かったです。

重要な書類の名前や住所が間違っている。色々と適当すぎる。

予定を空けて待っているのに誰も来ない。配達が来ない、家にずっといたのに不在票。

何か問い合わせをしても、担当者が変わるたびに話が振り出しに戻る。

「2日以内に対応します」と言われたのに、1週間1ヶ月経っても何も起こらない。

日本の感覚で生活していると、なかなかの修行ですね。

でも、人間というのは不思議なもので、8年も住んでいると慣れてきます…

今では多少イラッとしますけど、怒るより先に「しょうがない」と思うようになりました。

最初はストレスだったことも、今では一種の海外生活あるある…

今回は、カナダ生活8年目の私が感じる、日本人が驚きやすいカナダのリアルを書いてみたいと思います。

「2日以内に対応します」は、本当に2日以内ではない

カナダ生活で最初に学んだこと。

それは、時間の感覚が日本とは少し違うということです。

例えば、「2日以内に何とかします」と言われた場合。

昔の私は、本当に2日後を期待していました。そして3日目。「あれ?まだ連絡ないけど?」

4日目。「どうなっているの?」と、どんどんストレスが溜まっていました。

でも今は違います。「2日以内」という言葉を聞いたら、「まあ、1週間くらいかな」と心の中で変換しています。笑

これがカナダ生活を平和に送るコツだと気付きました😅

ちなみに、本当に2日以内に終わった時は、「え?今回は早い!」と逆に驚きます。

「連絡します」は、連絡が来るとは限らない

カナダでよく聞く言葉。

「担当者から連絡します」「到着前に電話します」最初は当然、その言葉を信じていました。

しかし8年住んで分かったこと。連絡が来る場合もあります。

でも、圧倒的に連絡がこない場合が多い!そして、突然現れる場合もあります。

例えば、「到着前に電話します」と言われて待っていたら、電話はなく突然ドアを叩く音。

そんなことも珍しくありません。

今では、「連絡が来たらラッキー」くらいの気持ちです。

カスタマーサービスのたらい回しは日常

カナダ生活で鍛えられる能力のひとつ。

それは「忍耐力」です。

とりあえずコールセンターにかけると、エージェントに繋がるまでとにかく長時間待ちます。

そして、こんなことがよくあります。

「それはA部署です」A部署へ電話。

「それはB部署ですね」B部署へ電話。

「やっぱり最初の部署かもしれません」

必殺、たらい回し。

さらに困るのが、人によって言っていることが違うこと。

病院の受付で「今日は予約がいっぱいだから待つ」と言われ、受付の人が変わった途端、「すぐ案内できます」と診察室に案内されたり。

昨日の担当者は「大丈夫」と言ったのに、今日の担当者は「それはできません」と言う。

最初は混乱しました。でも今では、「一人の答えを完全に信じない」「自分の意見をはっきり言う」という習慣が身につきました。

夏の風物詩、山火事と工事

日本の夏といえば、花火大会やお祭り。

カナダの夏といえば、山火事です。昔はこんなに酷くなかったそうです。

最近は、毎年のように山火事のニュースが流れます。煙で空が霞む。

外に出ると煙の匂いがする。空気の質が悪くなる。

日本にいた頃は、空気を気にするなんて黄砂が降ってきた時くらいでした。

今では夏になると天気だけではなく大気質もチェックするようになりました。

なぜ山火事対策をもっと強化しないのかだろう?と毎年思っています。

道路工事なんかも冬はできないので、夏になると増えますね。工事はとにかく時間がかかります。

「最初からちゃんとやればいいのに」と思う瞬間

カナダで生活していると、日本人なら一度は思うことがあります。

「最初からちゃんとやれば、やり直す必要がないのに」ということ。

もちろん、すべてのことが適当という話ではありません。

ただ、日本の「最初からちゃんとやる」という考え方とは少し違います。

カナダでは、問題が出たら修正すればいいという考えなんでしょうか。

近所の公園の工事は、去年新しい歩道にしたばかりなのに、今年すでに数カ所が陥没したり壊れたりでやり直し。街灯も新しくなったのですが、高さがバラバラで、またやり直し。

いつになったら公園が使えるのか?

スーパーの値札に関しては、商品棚の値段とレジに持って行った時の値段が違うことが毎度のようにあります。その時は、店の人がわざわざ棚まで確認しに行くので時間の無駄だなぁと思っています。

だからセールになっている棚の値札などは写真に撮っておくんですけど、この前はUPCコードが違うと逆ギレされて、店のミスなのに嫌な気分になりました。

スーパーでは、システム登録ミスや陳列ミスが本当に多いです。

日本のスーパーで値段のミスがあったのは、人生で1回のみでした。

レストランやファストフードで間違った食べ物が出てきたり、注文したものが入っていなかったりということもよくあります。

カナダ生活8年で身についたもの

カナダに来たばかりの頃は、「どうして?」と思うことばかりでした。

もちろん、日本のサービスの速さや正確さは本当に素晴らしいですね。

日本に帰ると、その便利さに感動します。

カナダでは色々と適当でも、みんな普通に生活している。世の中回ってる。

8年間カナダで暮らして、一番身についたスキルは「期待値を下げる」。笑

私がカナダで色々なことに期待値が低いように、周りの私に対しての期待値もきっと低いのだろうと思うと気が楽ですね。

「まあ、カナダだからね。」そう言えるようになった時、少しだけこの国に馴染めた気がしています。

コメント